もっ 漏れちゃう~

二十数年の長きに亘り活躍をしてくれた60×45×45 のガラス水槽がいよいよ更新の時を迎えた。
シリコン部分の剥がれにより底部に漏れの兆候あり。
このままでも暫くは使用できそうですが、アクリル水槽へと作り替えの良き機会。
まだ外部へは漏れ出してはいませんが留守中にタラタラといかれては困りますので・・・
100L.JPG
管理本数が少ない私にとってはこのガラス100Lタンクは年間を通して空く間が殆んど無い。

ん~っ どれだけの魚 (ディスカス以外も) がこのタンクの中を泳いだ事でしょう。
マツピオ1.JPG
自家産の殆んどは育成時にここを宿とし、WILDの大半はトリートメント用としてこの100Lで立ち上げた。
ですが1本目の100Lタンクを購入した経緯は「必要に駆られた 」のではなく、私が十代の頃に見た上新庄の
ディスカスSHOPで見た憧れから 「ディスカスを飼うには100Lじゃぁ~」 と勝手に思い込み、置場も考えずに
購入だけが先走ったものです。
2013.10.14グアリバ.JPG

んで~もって新規のアクリル水槽は当然の事ながら底板は” 白 ” で御座います。
年季の入ったヒーターが良い味を出しております。      ・・・そろそろ危ね~かな?
白底.JPG
新規のタンクに水を張り、何を入れようかと考えながら水だけが動くタンクを見つめて期待に胸躍らせる時が
意外と心地よい時間だったりします。
・・・ってか既に産卵塔を入れてある時点で何が入るのかは限定されているのですけどね。


2013.10.08.JC1.JPG
一時期は青の面積が増し過ぎて困っていたジャタプークロスですが・・・
この半年間の努力の成果が実を結び・・・?

ジャタプーUP.JPG
御覧の通り!  
私好みの鰓蓋がブルースポットに 戻ってしまった 仕上がってくれました。


マツピオ.JPG
今季はWILDを追っかける事よりも、持魚で遊ぶ事が多く成りそうな予感が致します。
な~んて言いながらも蓋を開けてみれば、いつもと同じ俺が居る。

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暫し、 寝て待て!

正直、私は待つ事が苦手だ。

私には何かを待っている時間がムダに思えて仕方がない。

実は今、この瞬間も在る物を待っている。

それが一つではない為、それらが私に及ぼすストレスが・・・

ここのところ睡眠不足が続き秋の夜長を抜け切れぬ疲労と共に満喫? している私ですが、それとは反比例してLINE`s は今年一番の絶好調振りを魅せてくれているようです。


暫く薄濁りの続いた白底タンクも一応の順序を経て、漸く水に輝きが出てきました。

セルクロス右.JPG
  ↑ 10日前に撮った白底タンクの個体。
水に薄濁りは有りますが、魚の活性は非常に高く、全ての個体が我先にと餌に群がり給餌後3~4分で投入した餌を食べ尽くす。
個体の代謝度合いも高く、給餌により膨らんだお腹も時を待たずして凹み、消化吸収が速やかに行われて育成や個体を太らせる時には扱いやすい環境ですが、観賞という面では[×] です。

2013.10.06セルクロス.JPG
現在は水の透明度が増し ” 観賞 ” には適していますが、今度は目に見えぬ住人が増え過ぎた事でのPH 降下が著しく成り、毎日の水替えを必要とします。
今の水量で収容匹数を減らさずに個体の代謝を高めた輝いた水へ常に調律が出来ればWILDの偏食や拒食も抑える事が出来るのですが・・・     常に・・・は無理!
2013.10.06.グルザード2-2.JPG
ですが、ここまでのコンディションをある程度自在に操る事が出来ませんと狙って ” 採る ” が難しくなり、次なるStepへ進む事が儘成りません。
ジャタプークロス2013.10.06.JPG
薄濁りでは絶好調の彼もこの水では他に圧倒されて凹みがちで、今はまだ変化を見せてはいないが凹みの
常習者でもあり要注意!         ・・・です。

2013.10.05.小セル.JPG
本来であればもう少し小さなタンクで餌バンバン投入、糞ブリブリ? で管理をしたいのですが、現在は空きが有りませんのでこ奴にとっては決して住み心地の良い環境ではないが、我慢をしてもらうしかないですね。


2013.10.1200L.JPG
砂利底タンクは相変わらずあちらこちらでピリピリ&プルプルッと言ったところですが・・・

2013.10.05.グルザード1便.JPG
Pr に成ったこの♂が余りにもだらしが無く、本来の職務であるガード&昇りを怠り且つ、己自身が食い気先行の為下の様な光景にタンク内が大盛り上がり?

卵食.JPG
ディスカスだけ為らずコリドラスまでもが底に群がるこの始末です。
近い内にこの中から1Pr を抜こうと思っているのですが、この♂だけは絶対にないな!

目下は目先の淡い期待だけが膨らみ、現実的な結果が全く見えてはいないのだが・・・

  「 暫し、寝て待て!」




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駆る!

今回は用意をしていた記事の挿絵が間に合わず( ブツがNGで画が撮れず )急遽内容を変更しましたので
DISCUSネタが少なめと成って居りますので御承知おき下さい。


一夏を天使と戯れている間に又しても車検を切らせてしまった俺の大切な ” 漢の玩具 ”
又しても・・・てことは以前にもやらかしている訳でして今回で2回目!
購入後8年目ですので、初めの車検以外は全て切らせている!!
どちらも止むを得ぬ事情(1回目は担当セールスと私の不手際)が有ったので仕方がなかったと言い訳を・・・
そしてこの度やっと「 復活!」致しました。
俺写.JPG
久しぶりにこいつを駆り、いつもの阿賀野川越えに参ってきました。
今では町乗り楽ちんオヤジ車と化している こ奴ですが、やはり6発NAが奏でる乾いたEngine Sound は
私の耳には心地よい!
  ※画像右側に男前が写り込んでいる事を御了承下さい。

後.JPG
そろそろ買い替え時でも有りますが、現行型は4発の過給機付きと成り、私にとっては魅力Down[バッド(下向き矢印)]です。
こいつを選んだ理由の1つが ” NA ” でもありました。
NA ・ FR ・ 4つドア ・ MT が当時の私が求めていた ” 漢の玩具 ” の条件でしたが、それを満たした車は昭和の時代であれば山ほど存在していたものの、時代は平成、刻は” ハイブリット ” なる得体の知れない原動機が登場し始めていた時に私の条件を満たしたカリカリでパキパキでギンギンな奴は存在しなかった。
手の届かない「0」が1つ多いものであれば選び放題でしたが・・・
結果、MTを妥協せざるを得ませんでした。
でも何時の日にか又、MT車を駆って見たいと思う4〇歳の秋。
前.JPG
ミスしたっていいんです。
ミッションが「ギャオ~ンッ」と悲鳴を上げてリアタイヤが「キュッ」と鳴く程にシフトロックしたってOver REV
さえしなければ・・・
コーナー手前でガツンとブレーキング、踵でアクセルを蹴っ飛ばしエンジン回転を合わせてシフトダウンし、
アンダーステアを出しながら( 大笑 )コーナーを駆け抜ける喜びを再び味わいたいものです。
悪評高き前期型のSW20 にオーリンズのワンオフ車高調を履かせ必死に” ケツ ” を抑えながら駆っていた若かりし頃を思い出します。
中期型のリアメンバー&ロッドを移植(ボルトON )するだけでノーズダイブ時の不安定な挙動( トー角がout側に向きリバースし易く成る現象 )は改善され、駆りながら思わずニヤケてしまう程でした。

ってな事で?  今回はイレギュラーにより急遽ネタを変更してお届けしていますLINE`sですが、ここからは
本来のAQUA ネタを手抜きによりチャチャッと作成し、お送り致します。


本日のDISCUSネタ1本目。
2013.9.28 UATUMA右.JPG
最近この様にイヤラシイ目つきをするようになりました " UATUMA "
他の個体にそ~っと近づいてはこんな熱~い眼差しをするのがマイブームらしい。
2013.9.28 UATUMA左.JPG
もっともっと厭らしくなっても良いのですよ!
今年一番の変化を遂げたキミには期待をしていますから・・・


2013.9.28 ウニニ.JPG
ウニニの旦那も狙われていますぜ!
「 後ろ~ 後ろー 」 と土曜夜8時のちびっ子の声が聞こえて来そうです。


Co.ジュリー.JPG
今回の販売強化商品は沢田け・・・    止めておきます。
細かなスポットが綺麗なべレンジュリー成り。



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久々の・・・

今から思い返してみると最後は何時・・・?  で何だったか?

数年前に溯ることは確実で、今はその時の個体も泳いではいない。

誰しも一番最初の始まりがそうであった様に・・・

今でも私がその当時の初心の気持ちに返る事が出来る唯一の瞬間。

勿論、今回は計画的では無く「 衝動に駆られた 」上での事象。

ですが意外とこの" 衝動 " が私のDISCUS Lifeに於いては大きなターニングポイントとなる場合が多い。



今回は久々の・・・  蒼い幼魚をGET!

種親候補の" 衝動 " なので1匹のみ!
小セル.JPG
今はまだかなりのビビリ顔です。
これを見ながら将来的にはどの様な個体に育ってくれるのかを期待し、頭の中で描いている時間がDISCUSを
始めた原点の私に戻れる唯一の刻。
" 西 " から来た割には" 東 " の血筋を思わせる表現形を感じざるを得ないのは私だけ?



そしてこちら久々の・・・  登場!
グルザード2便目のお気に入り個体。
2013.9.22.グルザード2.JPG
きっ 汚いです! 汚ミズが!!

2013.9.22.グルザード1.JPG
水が薄汚れているからってどうって事は無いぜ!
常に薄眼でDISCUSを見ていると思えば?     ・・・何にも問題ないぜ!!!

2013.9.21.ヤムンダコバルト.JPG
今はこれで良いのです。
一時期よりはスマートになったDISCUS達が今の俺様のお腹の様に?   成るまでは赤虫&ハンバーグは
バンバン投入ですから!



ナベクロス+TB.JPG
なかなかやる気を見せてはくれない♀に対し少しばかり喝入れ。
画像右下に見えます " 玉 " も久々の・・・  使用です。
このアイテムの効果の程は人それぞれですが、私の所では効果・・・   有りです。
具体的にどの様な効果かと言われれば・・・
「管理者の技量を+αだけ補ってくれる」 効果有り。   ・・・って全然具体的じゃねーし!
常用は致しませんが、ある一定レベルの状態まで強引に持ち上げたい時に使っています。
その後は魚達が状態をキープしてくれますので視覚的にも目障りなこの玉は外します。
ただ私の所での場合ですと、いつ何時でも+αだけ補ってくれる訳ではなく、不調時のタンクへ投入しても
全く効果は確認できません。
やはりいつの時代も万能なアイテム等は無いものです。
最終的には見る目と施す技を養わなければ思うように儘成らないのがDISCUSの面白さの一つかと・・・

2013.9.21.8pr.JPG
♂には" 玉 " の力が届いている様ですが、♀にはあと一歩の所まで「もう一歩」足りていない様です。
後ろの悲しい視線が気になりますので近い内に・・・



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終に出てきた!

一体何が出てきたのか?

皆様にブログでお知らせをするほどの事ではありませんが・・・

8月からのゆる~い( 結構しんどかった面も有りますが )生活習慣が俺の筋肉を削ぎ落としてしまい。

満腹中枢のキャパを拡大し。

美味しいおやつの時間を設ける事で・・・

下がった基礎代謝とノリノリにのった膏のお蔭をもちまして、

お腹の肉が ポニョポニョ です。

全てのLevi`sへ 俺のおへそが攻撃をしています。

「 その内に何とかするさ!」と今は自分に言い聞かせるだけ・・・

そんなこんなで( どんな?)今週も元気を出してイッテみよう~


珍カラ2.JPG
名前も聞かずに又々カラシンGET!!!
案の定、私のレンズにはまともに収まる訳も無く、やっぱりピントはブ~レッ ブレッ ♪


2013.09.15 G+P.JPG
以前から後ろのロートターキスにプルプル攻撃をしているグルザードですが、君の相手は彼女ではありません。
と言うか彼女の相手は君では無いのです。


2013.09.15 YBM.JPG
最近、若干上向き調子のヤムンダブルームーン。
ここまで地色が黒ずんでしまうと過度な期待はもう出来ませんが、追々レンズは君に向く。


2013.09.15 JYH.JPG
先日にアマゾンの砂利を取り除いた白底タンク内は現在、白濁爆進中。
見た目が見苦しい面は否めませんが、個体には全く問題有りませんので、このまま暫し我慢すべし!

J+U.JPG
漸く黄色味が復活してきた ジャタプークロス。
本来は右隣のUATUMAにも負けないくらいの黄色を持っているかと思うのですが、凹んだ(凹ませた?)期間が
長かった分だけ仕上げる事が難しく成ってしまいました。


Co.SS.JPG
今回の「持ってけ~」はCo. スーパーシュワルツィーで御座います。
又しても来店時定期開催強化在庫整理(冗談2割、マジ9割5分!)を手伝わされましたが、4匹でハイオク満タン
なみとお安く頂いて参りました。


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秋の気配と共に・・・ 

今年は個人的に真夏を体感する事無く、サーモランプの点灯と共に既に秋の気配を感じるそろそろ
WILD DISCUS の季節。

私にとっては温度管理がやり易いこの時期こそが久しく遠ざかっているブリーディングの時期でも有ります。
先ずは現状のWILD達から御覧クダサイ。


2013.9.5 UATUMA.JPG
購入時よりは一回りほど大きくなりホリゾンタルラインがややぼやけてきましたが、黄色味は相変わらず健在で
底砂利にも同化せず頑張っています " UATUMA "


白底.JPG
他の個体はと言いますと・・・  
御覧の通り元々が地味~な色合いのWILD DISCUSばかりですので、この様に見た目でインパクトが弱い纏まり
と成りました。
こちらの方が魚はストレスを感じずに落ち着いていますし管理も幾分楽なのですが、管理者が復活しました現在は元のクロス物も映える白底タンクへと戻そうかと思います。



そして先回のブログでも少し触れましたが久々に?真剣に?力を注いでみようかと・・・
私の中での永遠のテーマでもある赤と青のロイヤルラインに 「 真中ズドーン 」 の作出へ向けて。
未だ実物は本より画像でも見た事のないヘッケルクロスを目指して。

今回の♂は只今 食い散らかし中であります下の個体「自家産ヘッケルクロスTYPE3 」
自家産♂.JPG
ウニニを♂親に持ち、名の有るビンテージ同士の血を♀親に受け継いだ今では採り直しが利かない個体。
http://d-lines-02-20.blog.so-net.ne.jp/2012-04-07 ☜check!
私の理想に一番近いロイヤルラインは有してはいるものの、センターバンドがまだまだ甘く赤味も全くと言って良いほど受け継いで( 表現されて )はいない。


そして♀はこちらの名古屋産?
ナベクロス.JPG
血筋は良く存じませんが本個体又は、同腹個体を見る限りはかなりのポテンシャルを持ち合わせたバリ物。
ただし一度SWがOFFに成っており、やっとの思いでここまで体力も回復した次第でして・・・
適齢期を当に過ぎてしまっていますので私の力でONする事が出来るかどうかも怪しいのですが?
価格も超~高価でしたので何時までも寝かせて置く訳にもいかず・・・


Pr 1.JPG
こいつ等を使って「自家産ヘッケルクロスTYPE8 」の作成を試みてはいるのですが・・・
給餌の時も全く取り合いなどせずに雌雄の仲は悪くは無いのですが、何時まで経っても目に力が漲る瞬間を
この2個体はなかなか見せてくれません。
Pr 2.JPG
私は気が長い方では無いので色々と上げたり下げたり足したり引いたりと 「 ちょしぼっこす 」 事の無い範囲で
試してはみるのですが♀のSWがON しません。
Pr 3.JPG
意外と選好みするこの♀にとっては♂を投入するタイミングが少しばかり早すぎた様にも?
もう一度やり直すか、当て馬をを投入してみるか、或いはこのまま放置か!
まだまだスタートラインにすら立てていない様な気もするぞ!!!


珍カラ.JPG

最後はディスカスの良きタンクメイト(おやつじゃないぞ!)の珍カラで〆たいと思うLINE`sです。

あっ それとこの場を借りて横着で申し訳ありませんが、今までLINE`sにコメントを下さった方々のブログを
近々にリンクさせて頂きたいと思います。

  え"~っ  俺って本当に横着~っ!
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" 硝子の40代 "

「久々の・・・」と言った言葉はもはや通用しない程にBlogの更新が滞って居りました。
今年の初めからこれ以上は無いであろう位に不運が続き、ディスカス何処ろでは無くなっていたのが事実です。
この8月には人生初の「入院」という形で一夏を過ごさせて頂きました。

その間にお世話頂いた全ての方へ感謝です。
これ程までに私個人のバロメータが下降線を描く事に成ろうとは思ってもいませんでした。
後は自力で這い上がり、前進有るのみ!
                             頑張れ俺!!!

 チェッカーボード.JPG
こちらは私が以前から欲しかった念願の「 チェッカーボードシクリッド 」 ではなく、今と成っては門外不出の幻のアイテムAmazonの砂利です。
WILD種の黄色味は同化してしまうために残念なのですが、ベアータンクよりも魚が生き生きしている様に見え、薄く砂利を敷く事で管理も若干の手抜き良し!


グルザードⅠ R.JPG
初登場グルザード1便個体。

グルザードⅠL.JPG
2便の個体とは少し表現が違う様なのですが、こいつが初便のグルザード。


2013.8.30NBM.JPG
ヤムンダブルームーンも随分と青味が褪せてしまいましたしBLUEの面積も減って一時期の輝きは失せてしまいましたが、もう一度あの時の” 蒼 ” が見れるまで頑張ってみるか!


2013.8.30 JYH.JPG
全体的に個体の痩せは否めませんが、元気で居てくれたこいつ等とその間の管理者?に感謝です。


IMG_2119.JPG
不動の輝きを放つロートターキスはやはり素晴らしいです。


パイク.JPG
今一番のお気に入りタンクメイトのパイクシクリッド。
こいつは意外と綺麗な色合いで、見て居ても飽きの来ない面白い動きをしてくれます。

もう無理が利かない” 硝子の40代 ” ですが? 
                
                      LINE`s 第二章の始まりです。

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今季は懲りずに凝って見る。

3月も半ばを過ぎ、もうWILD DISCUSの季節も終わりかなと思わせるような陽気が続いて居りますが、今季はまだまだシーズンの終わりを感じる事が出来ずに居る2013年の弥生。


先ずはグルザード2便目個体から。
3.17 グル2A.JPG
環境の慣れと共にまだまだ黄と赤が揚がってくれそうな個体ですが、いまだに赤虫しか食せず意外とヘソ曲がりなこの個体には要らぬ気を使います。


久々のヤムンダコバルト
3.17ヤムンダコバルト.JPG
久々にこのタンクへ帰って来た彼に対してグルザードの尾鰭が邪魔をしてくれています。
3.17ヤムンダコバルト2.JPG
" コバルト " は未だ健在の様です。
二ヶ月程前から少しばかり仕事をして頂こうと試みましたが、作法は出来てはいるものの結果が全く出せず出戻りにて選手交代です。


今季物ネグロ ウニニヘッケル
3.17 ウニニ.JPG
カリカリ・・・の食べ過ぎで赤が強く出過ぎです。


一年程前のヤムンダクロス
Nyamnda.JPG
二カ月程前の彼
1.19ヤムンダクロス.JPG
そして現在の彼!
3.17ヤムンダクロス.JPG
こいつもまたここ最近カリカリ・・・の食べ過ぎにてこんな色に!
本来の持ち味は既に薄れてしまっていますので、過度な期待はできませんがもう少し上品でお願いします。


今回のバケツはこれ!
J×2.JPG
個体撮影もままならないくらいに各タンクが犇めきあってきましたが、それでもまだ蓋は致しません。
そして懲りずに今回もやっぱりクロス物。

イエローぼで~に極太センターバンドがシビレます。
もしかして今季一番のお気に入り個体になっちゃうかも?
これ程までに好みの個体が入荷される年はもう二度と無いかと思うので、イケるだけ行く。
今シーズンはまだまだ終われない予感のLINE'sです。


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たかがインボイス、されどインボイス

今回は今でも私の記憶の中で色濃く、そして強く印象に残っている一匹のWILDディスカスのお話をさせて頂きます。

私が今現在、ヘッケルやヘッケルクロスに特に強く惹かれるきっかけになった個体の話なのですが、当時の画像等が一切無いので面白くないと思いますがご勘弁を。

今から十数年前、まだ私がロイヤルブルーに夢中に成っていた頃に溯ります。
 
冬の寒空の中、入荷に合わせて深夜遅くシャッターの閉まった店の前で煙草を吸いながらデリカの到着を首を長くして待っていた自分を今でも思い出す事が出来ます。
程無くしてディスカスを積んだデリカが到着し、中からいつもの細い声で「 ど~もぉ~待ちました?」と店主が降り立った。
深夜に人気のない町の中で何かを待ち望んでいた数人の男が、ガラガラッと音を立てて開いたシャッターの店の中へ入っていく光景はかなり異様である。
BM近.JPG
私は一緒に待っていたお客さんからの差し入れである好きでは無い銘柄の缶コーヒーを我慢して飲みながら発泡スチロール箱の開封を「じっ~と」見ていた。
その時に入荷したディスカスは確か3種類くらいだったかの様に記憶している。
一種類目はアレンカーとだけ聞かされていたが詳しい産地をその時は言われませんでした。
それもその筈で今で云うフェリーズがその魚で、当時はフェリーズ産の魚など聞いた事も見たことも無かったので客が敬遠をする事を心配していたのだと思います。
しかしそれらの魚は着状態が良く、袋の水も澄んでおり、茶褐色の地肌にパールストライプのホリゾンタルを有した素晴らしい個体であるのは遠目でもはっきりと解った。
二種類目は私がその頃に欲しがっていたロイヤルブルーでした。
こちらは着状態が良くは無く、袋の水も若干白濁をしており、袋を水槽に入れるまではどの様な個体なのかすら解りませんでした。
水合わせ終了後も全ての個体が少しきつそうで肝心な体色も白っぽく成っており、目を凝らして見てこそやっとホリゾンタルラインが全身に流れているのが解るほどであった。
現時点で地色がどこまで変化してくれるのかは想像できないが 「 並 」ではないロイヤルブルーだという事は色んな意味で理解が出来た。
三種類目は何だったのかは記憶にない。
全く覚えていないという事は当時の私には全然眼中に無かった無地系のブラウンかスポットのグリーンであったのではないかと思う。
マディラ1.JPG
全ての水合わせが終了してしばし皆で無言の観賞をした後、いよいよどれを抜くか品定めが始まった。
私は当然の如くロイヤルブルーに目が入ったが、全ての個体が見事に色飛びをしており現時点での将来性が全く想像つかず、どの個体が良いなどと品定めが出来る状態ではなかった。
それとは逆に隣の水槽のアレンカー産の個体は水合わせ直後にも関わらず既にそのポテンシャルの高さを発揮しており時間を経たずして全てが売り切れになる事は容易に想像がついた。
店主は私に「どうですか?綺麗になりますよ~」と言った。
その言葉はいつも聞いているので気に止めはしなかったが既に綺麗な事は見て分っていた。      
さて一体どの個体を選ぶべきか私は非常に悩んだ。
現時点では全く将来性が見えないものの自身が追い求めているロイヤルブルーを選ぶべきか、又は既に眩しいほどの閃光を放つパールロイヤルのアレンカー産の個体を選ぶべきか?
経済的な余裕が有れば両方から好みの個体を好きなだけ抜きたい所だが・・・
なかなかその様に思い切れる余裕も勇気も持ち合わせてはいなかったので「 どれか1個体を選べ! 」と頭の中で囁いている自分に従わざるを得なかった。
結局、私が選んだのはアレンカーの中でも一番にホリゾンタルラインが出現している個体だった。
その2週間後に店へ出向く前に電話をしたところ、「hideさんの魚は凄く綺麗になりましたよ~」との嬉しい返事を頂き私は喜び勇んで店へと車を走らせた。
マディラ.JPG
店に着き中へと入ると真っ先に私の目に飛び込んできたのは自身が悩み選んだアレンカー産の個体では無く見慣れない1匹のロイヤルクロス個体でした。
「hideさんの魚は綺麗に成り過ぎて他のお客さんが欲しがるので奥に隠してあります。」と言いながら店主は私が選んだ個体が入っている水槽へと案内した。
先ほどの電話での話の通り、ホリゾンタルラインは青味を増して見事なまでのロイヤル個体となっていました。
しかしその時私は既に自身が選んだ個体等どうでも良いくらいの気持ちになっていた。
その理由は他でも無い、先ほど目に飛び込んできたクロス個体が一体何なのかが気に成っていたからである。
私は先ほどの個体の前に戻り「これは?」と店主に聞いてみた。
店主は「綺麗に成ったでしょ~あの時のロイヤルブルーですよ!△△さんが即売約されましたよ。」
この時に私はWILD DISCUSの面白さとそのポテンシャルを見抜く難しさを思い知らされた瞬間でもあった。
050.JPG
画像が無い過去の個体を活字だけで表現する事は難航を窮めますが、あえてその個体の特徴を今も残っている私の中での記憶を辿り書き出してみますと。

  1 頭部から跳ね上がりが無く綺麗に流れる細めのホリゾンタルライン。

  2 地肌ベース色は黄色でありながら背鰭、尻鰭と体側の1/3程度は赤味が強く、腹鰭は正に「 赤い足 」

  3 濃く現れたブラックアーチとセンターバンドはその必然性を感じさせるほどに高バランスで配置。

  4 目は赤いがブルー種と言うよりはグリーン種を思わせるような強い赤目。

活字では何とでも書く事が出来ますが、未だにこの個体を越える初見のインパクトとトータルバランスの優れた個体に出会う事が出来ない。         ※実物だけではなく画像に於いても。

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私が通う店では時折とてつもない変化を遂げたディスカスの仕上がりを魅せてくれる事があり、この個体もその一つであることに間違いは無かった。
ここまでの完品個体をチャンスが有りながら逃してしまった理由は私が個体のポテンシャルを見抜く事が出来なかっただけではなく、他にも一つ敬遠をする様な大きな要素がこの個体には有ったのです。
一体何が有ったのかと言いますと、この個体に付けられていたインボイスネームが当時の私に最終的な決断を左右させた大きな要素でした。
ではどの様なインボイスネームがこの個体に付けられていたのかと言いますと、ロイヤルブルーはロイヤルブルーなのですが " Tefe " のロイヤルブルーだと言うのです。
見た目はどの個体も見事なラインのロイヤルブルーであり、ロイヤルグリーンで無い事は確かな事実。
ラインタイプのロイヤルグリーンでも無く、ブルーとグリーンの中間的な表現でも無い、やはりどこから見てもブルーであり極め付けはその数枚の個体の中に一個体のみセンターバンドを有する個体が居たのでは・・・
当時の私はスポットグリーンと色気の悪いヘッケルが嫌いで特にヘッケルのセンターバンドは観賞価値を妨げる無用な存在としての意識を抱いて居りました。
ここまでくると見た目とインボイスの確かなアレンカー産の個体を選ばざるを得なかった。
その結果、強い後悔の念が残ると同時にセンターバンドに関してのイメージと「 飼わず嫌い!」が払拭されて、現在ではヘッケルとセンターバンドを有する個体の魅力に憑かれてしまった。
10 008.JPG 

以上、ダラダラと長文を書き出しましたが、この出来事こそが現在私がセンターバンドを有する個体を追い求める様になった理由の全てです。
そしてこれからも私はセンターバンドに拘って行く事でしょう。
もしもあの時のインボイスが " Tefe " ではなく、それなりの産地名が付けられていたとしたら恐らくは購入を決断し、それなりに楽しんだ数ある個体の中の1匹として記憶の中で留まっていただけかも知れません。
ですが悔しい思いをしたからこそ今の拘りが生まれた訳でして、それが悪かったとも思ってはいない。
常に「 逃した魚はデカい!」のです。
そしてあの個体群は一体何者だったのでしょう。
    たかがインボイス、されどインボイス・・・
=
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煙草、止めますか? それとも・・・

二十数年間続けてきた喫煙習慣に別れを告げて早?4週間目。
少し前までは禁煙など考えられないと言わんばかりのヘビースモーカーな私でしたが今では一転、煙草の煙が怖いと思えるほどに・・・    ※意外とちっせーなー 俺!
まだまだメンタルな部分では無理が出来ても身体はそれに対応できなくなってきている自分に漸く気付く。
爺~な事を言うにはまだ早いが、日一日と老いて行くのも事実なり。

それでは暫くの間放置をしていましたブログの更新をば・・・

2.24 UATUMA.JPG
日増しに地肌のイエローが増してきた " UATUMA "
黄色の発色が強くなるにつれ、ホリゾンタルラインの際がぼやけてきてるような気も・・・
2.24 UATUMA2.JPG
まだまだ黄色が増すのか否かは解りませんが、このタンクの中では目立ち過ぎな色です。


JA.JPG
先日に白底タンクから兵共が犇めくタンクへと引っ越しを致しましたジャタプークロス。
JA-R.JPG
この環境に於いてもメキメキと頭角を現し、現在も強めの発色を継続中。
以前のブログ画と見比べて頂ければその違いがお解りいただけるかと思います。
私にとっては先回紹介時の発色具合が最も好みだったのですが現在は・・・
JA-L.JPG
ホリゾンタルブルーが濃くなっていく分には良いのですが、この個体は細めのホリゾンタルラインと鰓蓋のブルースポットが気に入って即決しただけに、これ以上の埋まりは必要無し!
鰓蓋が綺麗なブルースポット模様に成っているクロス個体は意外と少ないのではないかと・・・
鰓蓋の模様がスポットであるだけの個体を探すのであればヘッケル寄りの個体に度々見られますが、それらの殆んどは “ ブルー ” では無くシルバーブルーである事が多いですから…
何故そんな細かな事にまで拘る様になったのかは何れ又。


JACⅡ.JPG
新入りのジャタプークロス。
小振りな個体ですが、配色バランスが気に入りGET!
考えてみるとジャタプー産のクロス系には私好みの個体が多く、これからは個人的に要check!な産地になる事間違い無しです。


グルザードⅡ‐1 L.JPG
グルザード2便目のお気に入り個体。
2便目の中ではこの個体のみが細めのホリゾンタルラインを有しており、腹鰭も赤味が射していたので即決!
グルザードⅡ‐1R..JPG
未だハンバーグに餌付かず苦戦を強いられています。
私の場合、何時でも「お気に入り個体は手が掛かる」が定説です。

グルザードⅡ‐2..JPG
こちらもグルザードの2便目個体ですが、上の個体とは少し表現系が異なります。
この他にもグルザード2便目を2個体保有していますが、何れもこの個体と同様の表現ですので是が2便目のstandardに当たるのではないかと思う。


NABM 2.27.JPG
最近はスイッチOFF気味のヤムンダブルームーン。
今季物のブルームーンにも期待をしていましたが、もう無理っぽい様ですので来季に期待!
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